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                     2022.02.01

【重盛さと美が質問!】冬に増える「お酒」や「タバコ」は髪によくない?本当のところを専門家に聞いてみた。

監修・対談者紹介
東京メモリアルクリニック理事長
佐藤 明男 医師
佐藤明男
頭髪に関する内科治療と外科治療まで幅広く実践し、毛髪研究、教育も積極的に行っている。
タレント
重盛さと美
重盛さと美
テレビなどに多数出演し、幅広い分野で活動中。
特技はものまね。出身地は福岡県。

冬はクリスマスや年末年始などでお酒を飲む機会が多い季節です。薄毛治療のオピニオンリーダー佐藤明男先生に薄毛にまつわる知識をお聞きする当連載。冬記事の第3回は、髪によくないとされている「お酒」「タバコ」「帽子」などの真偽を佐藤先生に解説してもらいます。タレントの重盛さと美さんとご一緒に疑問を解決していきましょう。

 

これが髪によくないってホント??髪にまつわる伝説の真偽を専門家が一刀両断!

重盛:冬はクリスマスや年末年始で、ついお酒を飲みすぎてしまったという人も多いと思いますが、今回はお酒やタバコなどが髪にはよくないのかを佐藤先生にお聞きしていきたいと思います。

佐藤:お酒は適量であればストレスの解消にもなりますから、大きな問題はないと思います。しかし、カラダを壊すほど飲みすぎれば、それが髪の健康を阻害することにもつながるでしょう。

重盛:お酒はほどほどならよいということですね。もうひとつ、タバコも髪には悪そうなイメージがありますが、タバコはどうでしょうか?

佐藤:タバコは、できるだけ控えることをおすすめします。タバコと髪との医学的な相関関係は見つかっていませんが、健康への弊害が髪にも悪影響を及ぼす可能性があります。

重盛:健康のためにも、百害あって一利なしというわけですね。

佐藤:そういうことです。今までも繰り返しお伝えしているのですが、カラダによいことは髪にもよいですし、同じようにカラダに悪いことは髪にも悪いのです。

重盛:その観点から考えると、何が髪によいのか判断しやすいですね。

佐藤:巷には「これは髪によい」「これは髪に悪い」という真偽不明の情報が溢れていますからね。中には都市伝説のように信じられているものもありますけれど、実はウソという情報もあります。正しい情報を得ることは大切です。

重盛:あとは、冬はニット帽をかぶる人も多いですが、帽子は蒸れて髪によくないという話も耳にするので、その真偽が気になります。そのほか、ドライヤーやコーヒーなどの髪への影響も知りたいです。

佐藤:どれも身近で、日常的に使ったり口にしたりするものなので心配になりますよね。それでは、髪にまつわるモノの真偽について解説していきましょう。

 

やってはいけない髪の大敵はどれ?

佐藤:「コレ、髪に悪いかも…」と気にしながらも、ついお酒が進み、タバコがやめられないという人は多いでしょう。気にしすぎはストレスになり、髪にもよくありません。髪にとって何がよくて何が悪いのか、正しい情報を知ることで髪の健康を守りましょう。

 

伝説①お酒を飲むと薄毛になりやすい?

佐藤:アルコールは適量なら問題ありませんが、飲み過ぎはカラダの健康を害します。

特に、アルコールの過剰摂取は肝臓に負担をかけます。肝臓はカラダに必要な栄養素を蓄えたり、血液に送り出したりする役割がありますから、肝臓の機能が低下すれば髪の毛に十分な栄養が行き渡らなくなります。肝硬変を伴うアルコール依存などの場合、亜鉛欠乏症候群による脱毛が起こることもあります。

また、肝臓は、髪の健康に欠かせない「成長ホルモン」の働きを支えている臓器でもあります。肝臓の機能が低下しないように、飲酒は適量を心がける、アルコール度数の高いお酒は控える、週に数日は休肝日をつくる、などに気をつけるようにしましょう。

 

伝説②タバコを吸うと髪が抜けやすくなる?

佐藤タバコについては、禁煙をおすすめします。タバコに含まれるニコチンは、交感神経を刺激して血管を収縮させるからです。このため髪の元となる毛母細胞に栄養を供給する毛細血管の血流が悪くなります。さらに、ニコチンは髪の生成に大切なビタミンCを破壊します。

また、タバコを吸うと体内で活性酸素が増加します。活性酸素が蓄積することで、何らかの作用が起こって薄毛を進ませる原因にもなると考えられています。

現在では、加熱式タバコに切り替えている人も多いですが、紙巻きタバコよりも少ないとはいえ、加熱式タバコにもニコチンは入っています。髪の健康に影響を及ぼすので、こちらも控えるほうがいいでしょう。

どうしてもやめられないという人は、1日に吸う本数を少しずつ減らしていくなど、禁煙の努力に取り組んでほしいと思います。

 

伝説③帽子をかぶっていると薄毛になりやすい?

佐藤:昔から「帽子をかぶると薄毛になる」という噂を耳にしますが、帽子をかぶるから薄毛になるのではなく、薄毛の人がそれを隠すために帽子をかぶりがちなことから定着したイメージだと思います。

むしろ有害な紫外線から髪と頭皮を守るためには、帽子は有効なアイテムです。また、頭部を危険から守るためのヘルメットについても、仕事で着用している人がすべて薄毛かというとそうではありません。気にしすぎる必要はありません。

ただし、長時間かぶりっぱなしで帽子の中が蒸れると、雑菌が繁殖して頭皮環境が悪化します。頭皮に炎症が起これば抜け毛にもつながりますから、蒸れないように気をつけることです。冬のニット帽もそうですが、通気性のいい帽子を選んで、必要がないときや室内では脱ぐなどの工夫をしましょう。

 

伝説④ドライヤーは頭皮によくない?

佐藤:ドライヤーは髪に悪いと思って自然乾燥している人もいるかと思いますが、生乾きのままでいると頭皮に雑菌が繁殖するのでよくありません。前回もお伝えしたように雑菌の繁殖からフケやかゆみを引き起こすこともありますから、そのほうが頭皮にダメージを与えることになります。また、濡れた髪はキューティクルが剥がれやすいので、乾かさずに寝ると枕との摩擦で髪の毛が痛むことも。

髪が短いから大丈夫だろうと侮らずに、髪の毛はドライヤーを使ってきちんと乾かすようにしましょう。ポイントは頭皮から15㎝以上は離して、一気に乾かすことです。一カ所に長時間集中して熱風を当てないように、こまめに動かしなら乾かすようにするといいでしょう。

 

伝説⑤コーヒーの飲みすぎは髪によくない?

佐藤:コーヒーや紅茶、緑茶などのカフェインを多く含む飲み物は、ほどほどであれば問題ありません。1日に2~3杯程度なら、気にせずに飲んでもいいでしょう。

しかし、カフェインは過剰に摂りすぎると、カラダを冷やして血流を悪くしたり、覚醒作用のため良質な睡眠の妨げになったりします。そのことが髪に悪影響を与えることもあるので、過剰摂取には気をつけましょう。

重盛:どれもほどほどなら問題ないということですね。

佐藤:そうです。タバコは健康自体に害がありますが、それ以外のものは摂取のし方や、使い方次第ということです。注意点さえ守れば、それほど気にしすぎることはないのです。

重盛:お酒やコーヒーは気分転換になると聞きますし、帽子もおしゃれを楽しむのに活用できます。正しい情報を知ることで安心しました。次回は、お風呂と髪の関係について教えていただこうと思います。よろしくお願いします。

 

Produced

ArtNature

アートネイチャー

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