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                     2021.12.15

もうすぐ冬休み!新しいことにチャレンジする季節がやってきた!今こそ薄毛対策を始めよう!薄毛の程度で違う対策まとめ

監修・対談者紹介
東京メモリアルクリニック理事長
佐藤 明男 医師
佐藤明男
さとう美容クリニック院長, 北里大学医学部客員教授, 横浜市立大学非常勤講師, 日本形成外科学会専攻医, 日本再生医療学会専門医・代議員, 日本臨床毛髪学会理事, 日本先進医師会特定認定再生医療委員会委員長, SKIファーマ株式会社副社長
頭髪に関する内科治療と外科治療まで幅広く実践し、毛髪研究、教育も積極的に行っている。

薄毛治療のオピニオンリーダー佐藤明男先生に薄毛についての知識をお聞きする当連載。もうすぐ冬休み。時間に余裕があるこの時期に新たに薄毛対策を始める人も多いはず。第6回は、自分の頭髪ステージに合った対策法を佐藤先生から教えていただきます。

 

まずは頭髪ステージを把握しよう!

Answer編集部:もうすぐ冬休みです。普段より時間の余裕があるので、新しいことにチャレンジする人もいると思います。気になっていた薄毛対策を始めるのにもちょうどいい期間ですが、まずは何から始めたらいいですか?

佐藤:まずは、自分の頭髪がどのステージにあるのか、把握することから始めるとよろしいのではないでしょうか。

Answer編集部:自分の薄毛がどの段階にあるか、自分で認識するということですね。

佐藤:頭髪の直径は、中学2~3年生頃が最大です。それから徐々に細くなっていきますが、やがて急激に細くなる頃に慌てて薄毛を自覚するんです。

Answer編集部:頭髪の直径のピークって、そんなに若い頃に終わっているんですね。あとは細くなっていくばかりというのは驚きです。

佐藤:自分の髪の太さなんて、普段はあまり気にしないですからね。それに、毎日、鏡で自分の顔を見ていても、髪の密度まで気にしていない人が多いのです。「あれ?薄くなっている?」と気づいた時には、それなりに薄毛が進行していることが多いわけです。

Answer編集部:現在の自分の頭髪がどういう状態は、どう判断したらいいですか?

佐藤:たとえばですが、

  1. 見た目では薄毛だと分からず、自分でもあまり気にしていない
  2. 自分で「薄くなってきた」と意識し始めた
  3. 薄毛がかなり進行していて周囲の目が気になる

という3段階くらいに考えて、1の人は薄毛予防対策、2の人は育毛対策、3の人は増毛対策などを講じてもいいかと思います。

Answer編集部:私は英語検定の資格をもっているのですが、英語学習でも現状をしっかり把握して、その現状に応じて準備や対策を講じていくことが大切です。

佐藤:そうですね。その時点でのその方に合った対策や選択肢がありますから、ご自分で納得する対策を実践していけばいいと思います。

 

頭髪の3つのステージ別対策法

髪の状態は人それぞれです。対策も頭髪がどのステージにあるかによって変わってきます。自分の頭髪の状態を把握して、予防なのか、育毛なのか、増毛なのか、自分に合った対策を実践していきましょう。

 

「予防ステージ」でできること

佐藤:まだそれほど薄毛が気にならないという人は、薄毛予防対策を実践するといいでしょう。

基本は、日頃の生活習慣から気をつけることです。バランスのよい食事、十分な睡眠、適度な運動、ストレスの軽減など、健康によい生活を送ることが髪の健康にもつながります。

また、頭皮の皮脂は取れば取るだけ分泌されます。シャンプーをし過ぎると、その分余計に皮脂が分泌され、頭皮環境を悪化させて抜け毛の原因になることもありますから注意しましょう。

強い紫外線も頭皮に負担をかけるので、帽子などで紫外線から頭皮を守ることが大切です。

 

「育毛ステージ」でできること

佐藤:自分で「薄くなってきた」と意識し始めた人は、専門医のいるクリニックなどに相談してみるのもひとつの手です。専門医に相談することで、髪本来の成長機能を高めて、正常な発毛サイクルを保つようにすることもできるからです。

クリニックで男性型脱毛症(AGA)かどうかを診断するには、主に専門医が見た目で薄毛の進行度を観察します。頭髪に20%以上の軟毛化が認められると、AGAだと診断されます。

AGAだと診断された場合は、「フィナステリド」という薬の服用などで治療していきます。これは厚生労働省認可のAGA治療用の錠剤です。これは酵素を阻害して、脱毛の原因となる男性ホルモンの一部の産生を抑制する効果があります。

副作用は少ないですが、保険適用の薬ではないので診察料や薬代は自己負担になります。価格は医療機関によって異なりますので、受診前に確認しておきましょう。また、服用をやめると、薄毛は再び進行します。

 

「増毛ステージ」でできること

佐藤:すでに薄毛がかなり進行していて周囲の目が気になる人には、増毛やウィッグ、自家植毛手術などの対策もあります。

増毛の最新の技術では、自然な頭髪と同じように太い髪が細い髪を支える形で空間を作り、ボリューム感を出すことができるようです。

増毛のイラスト

ウィッグについても、薄くなった部分をピンポイントで自然にカバーするなど、昔のかつらのイメージとは大きく異なる商品がいろいろあるようですから、自分に合ったタイプを探してみるといいでしょう。

ウィッグのイラスト

自家植毛手術の方法は、2つあります。後頭部の頭皮を1.12センチメートルほど切除する方法(FUSS・FUT)では、切除した部分の皮膚は縫い合わせ、切除した頭皮から毛包を含む毛を1~3本ずつ分けます。その毛の株を移植したい部位に挿入していきます。もうひとつは1本ずつくり抜く方法(FUE)で、こちらも同じくその毛の株を移植したい部位に挿入していきます。

移植した毛の定着率は平均で約95パーセントと高く、1回の手術で2000本程度の移植ができます。移植した毛は、AGAが進行してもほとんど抜けません。ただし、クリニックにもよりますが、1本あたり500円程度からかかり、2000本で100万円程度になりますから高額だと感じる人も多いようです。納得がいくように検討しましょう。

Answer編集部:髪の健康に対する意識が今回の佐藤先生との対談で大きく変わりました。私もさらに健康的な生活を心がけて、髪によい生活を送っていきたいと思います。ありがとうございました。

佐藤:髪の悩みの解決法は人それぞれですが、解決することでその人がポジティブに人生を楽しんでほしいと願っています。こちらこそありがとうございました。

Produced

ArtNature

アートネイチャー

最高品質のオーダーメイドウィッグをはじめ、増毛商品、育毛サービス、理・美容サービスなど、毛髪に関するあらゆるニーズに対応する広範なサービスラインナップを確立しています。男性女性を問わず、髪の悩みをもつすべての方々に対して、一人ひとりの個性に合わせた最適なソリューションを提供することによって、より美しく輝きのあるライフスタイルをご提案いたします。
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