# HAIR CARE
2021.06.07

分け目の薄毛が気になる男性必見!分け目の薄毛の原因と対策方法を紹介

監修者紹介
東京メモリアルクリニック理事長
佐藤明男
さとう美容クリニック院長, 北里大学医学部客員教授, 横浜市立大学非常勤講師, 日本形成外科学会専門医, 日本再生医療学会専門医・代議員, 日本臨床毛髪学会理事, 日本先進医師会特定認定再生医療委員会委員長, SKIファーマ株式会社副社長
頭髪に関する内科治療と外科治療まで幅広く実践し、毛髪研究、教育も積極的に行っている。

髪の分け目が薄く見えるのが気になるなら、すぐに対策するのが賢明です。分け目が薄毛の原因になる場合があるからです。

つむじや生え際ほど気をつけていないかもしれませんが、分け目からはじまる薄毛は年齢、性別を問わず誰にでも起こる可能性があります。

本記事では分け目の薄毛の原因と対策方法を紹介します。ヘアケアの方法や髪型を変えるなど簡単にできるセルフケアもあるので、早めの対策で分け目の薄毛をしっかりと予防しましょう。

分け目の薄毛の原因

頭がこんがらがる人

髪の毛のけん引

分け目の部分の髪の毛は引っ張られることが多く、頭皮や毛根に負担がかかります。髪の生え方は人それぞれにクセがあり、同じ場所に分け目ができやすくなりますが、ずっと同じ場所を分け目にしていると負担になり、薄毛になりやすくなります。

サムライヘアのように髪の毛を結ぶヘアスタイルも、髪の毛が引っ張られるため頭皮や毛根に負担を与えます。同じヘアスタイルを長期間続けると、髪の毛のけん引により抜け毛や薄毛を引き起こすことがあるので注意が必要です

AGA (男性型脱毛症)

(出典:(1)男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版)

AGAは男性ホルモンがヘアサイクルに影響を及ぼし発症する脱毛症です。頭頂部や額の生え際に発症することが多いですが、つむじ周辺から分け目まで薄毛になることもあります。

女性の場合はFAGA (女性男性系脱毛症) と呼ばれ、AGAに比べて進行は緩やかです。局部的ではなく全体的に薄毛になるため、分け目の部分の薄毛が目立つようになります。

AGAは進行性の脱毛症なので、セルフケアによる自然治癒ではなく専門医による治療が必要です。

紫外線

(出典:(2)毛髪の紫外線ダメージ—評価指標とダメージケア—)

頭部が浴びる紫外線の量は肌の3倍ほどあるといわれています。紫外線は天気や季節に関係なく降り注いでいて、髪の毛だけでなく頭皮にも悪影響を及ぼします。

地肌が日焼けするとヒリヒリした痛みやフケ、かゆみの症状が出ることがあり、毛根がダメージを受けて抜け毛が増えてしまうでしょう

特に分け目の部分は地肌が露出しているため紫外線の影響を受けやすく、長期間紫外線を浴びることで分け目の薄毛が目立つようになる場合があります。

生活習慣の乱れ

(出典:(3)睡眠関連ホルモンの計測)

頭皮のコンディションや髪の毛の成長に、普段の食事により摂取する栄養素は欠かせません。食生活が乱れると栄養不足になり、抜け毛や薄毛を引き起こすことになります。

睡眠不足も髪の毛の成長に悪影響を与えます。髪の毛の生成を促す成長ホルモンの分泌は、睡眠中に活発化するからです。

生活習慣が乱れると髪の毛の成長と頭皮のコンディションを保つのが難しくなり、抜け毛や薄毛を進行させてしまい、分け目が薄く見えるようになるでしょう。

ストレス

(出典:(4)疲労とストレス)

強いストレスを受けると自律神経が乱れてしまいます。自律神経の乱れが引き起こすのは髪の毛や頭皮に悪影響を及ぼす血行不良不眠症内蔵機能の低下などです。

血行不良が続くと栄養素や酸素が頭皮にまで行き届かなくなり、不眠症になると成長ホルモンの分泌が十分に行われなくなります。内蔵機能が低下すると、髪の毛の生成に必要なタンパク質の吸収率が悪くなります。

このように慢性的なストレスが原因で抜け毛や薄毛が進行し、分け目が薄く見えるようになるでしょう。

分け目の薄毛は髪型チェンジで隠そう

ドライヤーをする人

分け目の薄毛が気になる場合、髪型を変えてみましょう。分け目の場所を変えるだけでもイメージが大きく変わることでしょう。短髪にして分け目を作らないようにする方法もあります。

薄毛を隠すというより、思い切った髪型チェンジをおしゃれをする感覚でやってみるとよいでしょう。

分け目の薄毛を予防するためには

注意を促す人

定期的に分け目を変える

髪の毛のけん引が分け目の薄毛の原因になるので、定期的に分け目を変えることは最善の予防策になります

クセになってしまった分け目を変える場合は、シャンプーをしてしっかりと髪を濡らしてからするのが効果的です。ドライヤーで髪を乾かす時は新しい分け目の反対側から行い、根元をしっかりと乾かしてください。

地肌の紫外線対策をする

天気や季節に関係なく紫外線は降り注いでいるので、普段から外出する時は日傘と帽子で紫外線対策をするようにしましょう

日焼け止めのヘアスプレーの使用も効果的です。髪の毛と頭皮兼用のUVカットスプレーなら地肌も紫外線からしっかりと守れます。夏場のアウトドアはウォータープルーフタイプのスプレーがおすすめです。

生活習慣を整える

(出典:(5)食品成分と脳機能,(6)食物摂取の嗜好性と精神的健康の関連性についての探索的検討(2)-睡眠・運動・食生活の関係に着目して-,(7)セロトニン分泌に影響を及ぼす生活習慣と環境)

食生活の見直しと十分な睡眠時間を確保することで生活習慣を整えましょう。髪の毛の健康に効果的なタンパク質ビタミン亜鉛をバランスよく摂ることが大切です。

また食生活の見直しと同様に睡眠時間の確保も重要です。寝る前にスマホを見るのを控えるなど工夫をする必要もあるかもしれません。

ヘアケアを見直す

ヘアケアの方法が頭皮に負担を与えている場合もあります。例えばシャンプーをする際は以下の点に気をつけてください。

自分の頭皮に合ったシャンプーを使用する
シャンプー前にブラッシングやぬるま湯で髪の汚れを落とす
シャンプーは手のひらで泡立ててから頭につける
爪を立てずに指の腹で優しく洗う
しっかりとすすぎ、すぐに乾かす

育毛剤を利用してみる

(出典:(8)養毛・育毛剤の評価法)

育毛剤は血行促進など頭皮の環境を整えて、強くて抜けにくい健康な毛髪を育てる効果が期待できます。また保湿効果によって頭皮の乾燥、フケを抑制します。

育毛剤の効果を最大限に得るために、シャンプー後の頭皮が清潔な状態で使用するようにしましょう。また男性は男性用、女性は女性用の育毛剤を使用するのがおすすめです。

分け目の薄毛に関するまとめ

男性はヘアスタイルを変えることがそれほど多くない傾向にありますが、長期間同じ場所に分け目を作ることが薄毛の原因になる場合もあることが分かりました。分け目の薄毛が気になる場合はすぐに髪型を変えてみましょう。

知らぬうちに分け目の薄毛が進行しないよう、早めに対策することが大切です。生活習慣やヘアケアの見直しなどすぐに行える対策方法もあるので、自分に合った方法をさっそく試して薄毛予防に努めましょう。

 

文献

1).日本皮膚科学会雑誌/127 巻 (2017) 13 号/書誌

2).J. Son. Cosmet. Chem. Jpn. 特集総説48(4): 2014 / P.271~P.277

3).生体医工学 46(2):169-176 解説特集:睡眠の生体計測技術

4).バイオメカニズム学会誌/21 巻 (1997) 2 号/書誌

5).化学と生物/40 巻 (2002) 12 号/書誌

6).日本心理学会大会発表論文集/日本心理学会第72回大会/書誌

7).Journal of Osaka Kawasaki Rehabilitation University Vol.5. 2011.pp.11-20

8)順天堂医学 /37 巻  (1991-1992) 4 号 /書誌

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