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更新日:2023.01.16

あなどれない紫外線!紫外線が髪や頭皮に悪いメカニズムと対策を解説

外に出ると必ず浴びてしまうのが紫外線、皮膚に当て続けると炎症を起こし、シミやシワの原因になるのはよく知られていますが、実は紫外線は髪や頭皮にもよくないんです。

紫外線が悪いメカニズムを知り、しっかりと対策をして髪と頭皮を健康に保ちましょう。

 

紫外線ダメージのメカニズム

人間の皮膚への影響

人間の体は紫外線を浴びると体内にフリーラジカル(代表的なものが活性酸素)というものが発生し細胞を傷つけます。

フリーラジカルの過剰な発生は肌のバリア機能を低下させ、皮膚の炎症(日焼け)を起こします。

 

頭皮への影響

髪の分け目や薄い部分は、顔の2倍以上紫外線を浴びているというデータがあります。

頭皮が日焼けすると炎症を起こし、バリア機能が失われます。

乾燥による髪のパサつきが原因で抜け毛を引き起こすこともあります。

 

髪への影響

また、髪自体も紫外線ダメージを受けるとたんぱく質が壊され、髪がパサついてきます。

髪の表面を覆っているキューティクルにはメラニンが存在しないため、メラニンのある髪の内側に比べて紫外線の影響を受けやすく、キューティクルがダメージを受けると、ツヤのある強い髪ではなく、弱々しい髪になってしまいます。

 

紫外線対策

対策1:帽子をかぶる

紫外線量の多い直射日光を避けるには外出時には紫外線カットする帽子をかぶり、直射日光を防ぐのをおおすすめします。

暑い日の帽子のムレが気になる人は、メッシュ加工の風通しのよい帽子が効果的です。

 

対策2:頭皮の汗をふく

汗で濡れた状態で紫外線を浴びると、髪の内側では酸化が起き、よりダメージを受けることがわかっています。

こまめにタオルで頭皮の汗を拭き取るようにしましょう。

 

もし日焼けをしてしまったら、、、

まずは頭皮を冷やし、炎症をおさえることがベストです。

すぐに洗髪をすると頭皮を刺激してしまい、抜け毛を引き起こしてしまいます。

また洗髪後のドライヤーも刺激になってしまうため、極力避けて、タオルドライを心がけましょう。

そのあと、市販のヘアローションなどを使い、頭皮に潤いを与えることでしっかりアフターケアをしましょう。

 

紫外線による髪、頭皮への影響 まとめ

紫外線による髪、頭皮への影響と対策を紹介しました。

薄毛には影響ないと思われがちな紫外線ですが、実際は直接的に健康な髪に影響をあたえる要因になります。

日々の外出を気をつけるだけで、髪、頭皮が受けるダメージはおさえることができます。

紫外線による髪、頭皮のトラブルを防ぎ、薄毛や抜け毛を改善していきましょう。

 

医師監修-頭皮マッサージを続けた結果どうなる?白髪・薄毛への効果は?
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監修者紹介
佐藤 明男 医師
東京メモリアルクリニック理事長
佐藤明男
■ プロフィール
1957年新潟県生まれ。北里大学医学部卒業。
1998年、厚生省(当時) 高度先進医療推進事業でオックスフォード大学医学部客員研究員として英国に国費留学し、帰国後、東京メモリアルクリニック・平山副院長を経て院長に就任。医療法人TMC理事長を兼任。これまで10,000人を超えるAGA(男性型脱毛症)患者を治療してきた実績を持つ、頭髪治療の第一人者。
■論文・出版情報
2007年 『医療的育毛革命』
2009年 『なぜグリーン車にはハゲが多いのか』
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