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# 特集記事
2021.11.01

スポーツの秋にはじめよう! カラダを動かすことが頭皮・毛髪にいい理由

監修・対談者紹介
東京メモリアルクリニック理事長
佐藤明男
頭髪に関する内科治療と外科治療まで幅広く実践し、毛髪研究、教育も積極的に行っている。
タレント
時東ぁみ
サンミュージックプロダクション所属
アイドル、女優、ラジオパーソナリティなど、幅広い分野で活動中!防災士免許、上級救命技能、無人航空機操縦技能など資格多数。出身地は東京都。

薄毛治療のオピニオンリーダー佐藤明男先生に薄毛にまつわる知識をお聞きする当連載。今回はスポーツの秋にちなんで、運動と髪の健康についての話題を取り上げます。タレントの時東ぁみさんと一緒に、カラダを動かすことで髪にどういうメリットがあるのかを聞いていきましょう。

 

運動が髪の健康にもいい2つの理由

時東:気候が爽やかな秋は、「スポーツの秋」ともいわれますね。カラダを動かしたくなる季節ですが、「運動すると髪にもよい」などの関連性はあるのでしょうか?

佐藤:運動したからといって、髪が生えてくるというような直接的な影響はありません。ですが、適度な運動は、カラダの健康のためにいいものです。髪もカラダの一部ですから、カラダの健康にいいことは髪の健康にもいいと考えられます。

時東:運動しないよりも、したほうがいいということですね。

佐藤:もちろんです。コロナ禍で運動不足の人も多いと思いますが、カラダに栄養を運ぶのは血液です。リモートワークなどで机の前に座りっぱなしだと、血流も低下してしまいます。適度な運動で全身の血流をよくすれば、髪の毛にも栄養が届きやすくなると思います。

時東:髪の毛に栄養と届けるという意味では、運動もしながら、しっかりと食事で栄養を摂るという健康的な生活がいいんですね。

佐藤:その通りです。ダイエットのために運動するという人もいるでしょうが、栄養不足にならないように、バランスよく栄養も摂ったほうがいいですね。過度の栄養不足が長く続くと、髪の毛をつくるもとの幹細胞がダメージを受けて、結果的に抜け毛につながるんです。体の健康にも、髪の健康にもマイナスになってしまいます。

時東:バランスよく食べて運動する生活というのは肌にもよさそうです。

佐藤:頭皮も皮膚の一部ですからね。髪の毛にいい生活をしていれば、肌にもいいですよ。それに、スポーツをするとストレス解消にもつながります。

時東:そうですね!私は健康維持のために、トレーニングやヨガをしているんですが、ヨガをすると全身のこわばりがほぐれて、めぐりがよくなります。終えたあとには心も体もリラックスして、ストレス解消になっています。

佐藤:過度のストレスは抜け毛のきっかけになることがありますから、そうやってご自分にあった運動を見つけて、ストレス発散することが大切です。

時東:知らず知らずのうちに、私も髪によい生活をしていたってことですね。

 

運動で血流改善とストレスを軽減

佐藤:仕事などで忙しいとスポーツをする時間もなかなか取れませんが、運動すると全身の血流がよくなり、ストレスも軽減します。カラダの健康のためもいいことは髪の健康にもつながるので、生活習慣のひとつとして取り入れるといいでしょう。

 

理由①カラダを動かすと全身の巡りがよくなる

 

佐藤:髪の毛の主な成分はタンパク質ですが、髪の毛に栄養が届くのは、全身の中でも最後だといわれています。髪の毛は生命維持には直接関係がない部位なので、栄養を送る優先順位が低く後回しにされてしまうのです。そのため運動不足で全身の血流が悪くなると、髪の毛をつくるために必要な栄養も届きにくくなります。

また、肥満などが原因で血液中に脂肪がたまっていると血流が低下する原因にもなるので、適度な運動で脂肪を燃やすように心がけるといいでしょう。

激しい運動をする必要はありません。しっかり栄養を摂って、楽しみながら運動を継続していくことで、カラダの健康、ひいては髪の健康につながっていきます。

 

理由②薄毛のきっかけにもなるストレスが軽減する

佐藤:強いストレスがあると、アドレナリンにより筋肉が極度に緊張して体内の活性酸素が急激に増加します。この活性酸素が蓄積すると、何らかの作用を起こし、薄毛を進行させるきっかけになると考えられています。

運動して気持ちのいい汗をかき、達成感が得られると、自律神経も整えられます。程よい気分転換になってストレスの軽減にもつながりますから、ウォーキングなどの手軽な運動から始めてみるのもいいでしょう。

 

髪に活気がみなぎる!今すぐ始められるエクササイズ

気軽に始められる2つの髪トレ

髪の健康によい運動をしたいけれど、本格的な運動やスポーツジムに通うのはどうも腰が引けてしまう。そういう人のために、今日からでも気軽に始められる2つのエクササイズをANswer編集部がご紹介します。

 

エクササイズ①ウォーキング

ウォーキングのような有酸素運動は酸素を余分に必要とするため、全身に酸素を取り込んで細胞を活性化させ、脂肪を燃焼させます。また、心臓から血液を送りだす機能を高めるので、血流を促進するのにおすすめの運動です。

まずは、履き心地のいいウォーキングシューズを選んで、1日に10分間程度から始めてみましょう。

歩く前には、筋肉を伸ばすために軽いストレッチ運動をすると効果的です。怪我などの予防にもつながります。

慣れてきたら、週に3~5回、20~60分間くらいを目標に歩いてみましょう。長時間歩くと疲れてしまう場合は、10分間ずつに区切っても問題ありません。たとえば、朝10分間、昼10分間、夕方10分間と、1日に10分間ずつ3回に分けて、合計30分間のウォーキングでもいいでしょう。

ウォーキングのポイント

  • 歩幅をいつもよりやや広げ、いつもより速めに歩く
  • ひじは軽く曲げて、腕はいつもより大きめに振る
  • ひざを伸ばして、前へ大きく踏み出す
  • つま先でけって、かかとから着地する
  • 頭は揺らさずに、目線は少し先のほうを見る
  • 肩の力は抜く

ウォーキングは習慣的に継続して行うことで効果がでるので、楽しみながら続けましょう。

 

エクササイズ②ヨガ

自宅でもできるヨガは、忙しい人でも気軽に始められるエクササイズ。ひとつひとつの動きを呼吸と連動させながら行うので心身がリラックスし、心肺機能が高まり、血流も促進します。ゆるやかにカラダを動かしたり伸ばしたりすることで、全身の筋力と柔軟性も養われます。

まずは基本のポーズから始めてみましょう。

 

・安楽座

座法の基本ポーズで、ヨガの始めにおこなうことが多いポーズです。呼吸法や瞑想と合わせます。呼吸が安定し、副交感神経が優位になります。血流もよくなります。

  1. 両脚を曲げて座り、かかとを体の中心で揃える
  2. 左右の座骨に均等につけ、背筋を伸ばし、両手はひざの上にのせる
  3. 鼻からゆっくり息を吐いて、鼻からゆっくり息を吸って、という呼吸を繰り返す

 

・戦士のポーズⅡ

立位の基本ポーズのひとつで、全身を気持ちよく広げることができます。股関節や胸が大きく開かれ、代謝アップや心身の安定につながります。

  1. 両脚を左右に大きく開き、前脚はつま先が正面を向くように、後ろ脚はつま先が真横を向くようにする
  2. 両手を肩の高さで、真っすぐ横に伸ばす
  3. 腰は正面に向けたまま、前脚のひざを曲げ、ひざが足首の真上にくるように踏み込む
  4. 背筋は真っすぐに伸ばし、目線は指先へ。ゆっくり呼吸する
  5. 反対側も同様にする

 

・屍のポーズ

死体のように横たわるポーズで、ヨガの最後におこなうことが多いポーズです。体の緊張をほぐし、神経が休まり、心身ともにリラックスします。寝る前におこなうのもおすすめです。

  1. 仰向けになり、両脚は肩幅程度に、両手は軽く広げる
  2. 手のひらは上に向け、目は閉じる
  3. 全身の力を抜いて、ゆっくり呼吸する

自分のペースで無理なくおこない、少しずつできるポーズを増やしていっても楽しいでしょう。

時東:無理なく楽しんで運動を続けることが、カラダを健康にして、髪の毛を健康にしていくということがよく分かりました。

佐藤:何ごとも継続していくことが大切ですよね。日頃の生活習慣としてカラダを動かすことを定着させるといいと思います。

時東:ありがとうございました。次回は、佐藤先生からとても興味深い薄毛の豆知識を教えてもらいます。ご期待ください。

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ArtNature

アートネイチャー

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