# HAIR CARE
2021.03.31

あなたは大丈夫?髪の臭いの効果的な対策を紹介!

家族や友人から指摘されて気づくことも多い「髪の臭い」。実は頭皮環境に改善が必要なことを知らせるサインかもしれません。

毎日のシャンプーも、正しい方法を意識して髪にも頭皮にも優しいケアとなるよう改善しましょう。

髪の臭いが気にならないような生活を送るために、気にかけるべき点を本記事で取り上げています。ぜひ最後までご覧いただき、参考にしてください。

髪の臭いをチェックする方法

自分自身の臭いは気づきにくいものです。しかし周囲の人達が臭いを気にしていても、なかなか当人に伝えるのは難しいのも事実です。それで自分で髪の臭いをチェックする方法を覚えておきましょう。

髪の臭いをかんたんにチェックできる方法がいくつかあります。朝起きたときに枕の臭いを確認したり、ドライヤーの風を乾いた髪に当てて臭いを確認したり、頭皮を指でこすって指の臭いをかいだりすることで確認できます。

疲れたときやたくさん汗をかいたときなどに臭くなるのは普通ですが、日常的に臭いが気になるようになってきた場合はすぐにケアする必要があるでしょう。

髪の臭いの原因とは

シャンプーの方法が悪い

(出典:(1)洗浄料とその作用)

毎日の頭皮ケアに欠かせないシャンプーは、やり方によって頭皮の悪臭の原因になってしまうことがあります。毎日のことなのでついつい無意識に自分の慣れた方法でシャンプーしてしまいがちですが、シャンプーする際の手順を一度見直してみるのはいかがでしょうか。

シャンプーする際には、まず髪を十分に濡らすことが大切です。髪を濡らすことである程度の汚れを洗い流せるためです。十分に濡らせているかどうかはシャンプーの泡立ちやすさによって判断できます。シャンプーをたくさんつけないと泡が立たないという方は、髪を濡らす工程が十分ではない場合が多いため、意識的に髪を十分に濡らして汚れを洗い流しましょう。

シャンプーの原液を頭皮につけてしまうのも髪の臭いの原因となります。手元で泡立ててから髪につけるようにしましょう。また洗い終わった後に泡が残らないようしっかり洗い流すことも大切です。

ドライヤーを使わない

(出典:(2)洗浄料とその作用)

お風呂上がりなどの洗髪後に髪を十分に乾かさないと、悪臭の原因になってしまうことがあります。生乾きの洗濯物が臭くなるのと同じで、十分に乾かせていない頭皮や髪には雑菌が繁殖しやすくなります。

面倒かもしれませんが、洗髪後には必ずドライヤーを使いましょう。ドライヤーを当てる際には、頭皮に熱風を当てないように心がけ、当てる部位を動かしながら頭皮と髪の間に空気を送り込む意識で行うとよいでしょう。

偏った食事をしている

(出典:(3)中村博範 「マウスのタンパク質栄養状態と体毛タンパク質合成の 関係について」)

食べたものが筋肉や脂肪になるのと同じように、食生活は頭皮環境にも強い影響を与えます。脂っこいものや甘い食べ物ばかり食べていると、頭皮の皮脂が多くなったり毛穴が詰まったりする原因となります。

タンパク質を摂取するのは大切ですが、肉ばかり食べていると体臭が強くなるようです。栄養バランスを考えた食事を心がけるようにすると、頭皮に十分な栄養が行き届くため、皮脂の分泌が抑えられ薄毛予防にもなります。

ストレスを抱えすぎている

(出典:(4)髪の健康を考える〜美しい髪で過ごすには〜)

ストレスを抱えすぎると、自律神経が乱れるため皮脂が過剰に分泌されてしまいます。さらにストレスによってつくり出される活性酸素は、脂質と結合すると過酸化脂質という悪臭の原因を生み出します。疲れたときに髪の臭いが強くなるのはそのせいです。

またストレスを感じると頭皮の血行や代謝が悪くなるため、頭皮環境全体にも悪影響をおよぼします。ストレスの原因はなくせないかもしれませんが、ゆっくりリラックスする時間や、気持ちを切り替えるルーティーンを持つようにすることで対処できるでしょう。

加齢臭

(出典:(5)化粧品領域における活性酸素研究)

加齢臭と聞くと高齢者だけの問題と感じるかもしれません。しかし実は早いと30代から、遅くても40代から加齢臭の原因となる物質が増えていくようです。皮脂中の「パルミトレイン酸」と「過酸化脂質」が結合してできる「ノネナール」という物質が原因で加齢臭は発生します。

加齢臭対策には、皮脂の分泌量をコントロールすることが欠かせません。女性の場合はホルモンバランスが崩れないように生活リズムを整えたり、男性の場合は食生活において脂質を控え、抗酸化作用がある食材を意識的に摂取したりすることで対策できます。

髪の臭いを改善する正しいシャンプー方法

髪をとかす

シャンプーの前に髪をとかしておきましょう。髪をとかすと絡まった毛がほどけて頭皮の隅々まで洗いやすくなります。櫛を通すことで髪表面のゴミを落とすこともできるため、シャンプー効果も高まります。

お湯洗いをする

(出典:(6)Ritsuko Ehama 「Infuluence of Scalp Problem on Physical Properties of Hair and Their Prevention by Plant Extracts」)

シャンプー前に髪をお湯でしっかり洗いましょう。頭皮をマッサージしながら髪表面の汚れを洗い流しておくことで、血行促進やシャンプー効果の向上が期待できます。お湯があつすぎると頭皮にストレスがかかるため、熱すぎない適度な温度に設定しましょう。

シャンプーをきちんと泡立てる

シャンプーを原液のまま頭皮につけると、刺激が強すぎるため逆効果です。よく手元で泡立ててから髪につけましょう。シャンプーの泡は頭皮へのケアだけでなく、濡れた髪がこすれ合うことで与えるダメージから守る効果もあります。

シャンプーを手にとって10回ほどこすって濃密な泡を作りましょう。できた泡を髪全体に広げ、指の腹でもみ込みながら頭皮の近くまで泡を押し込むイメージでシャンプーします。くれぐれも爪で頭皮をひっかかないよう注意してください。

マッサージをしてよくすすぐ

(出典:(7)Ritsuko Ehama 「Infuluence of Scalp Problem on Physical Properties of Hair and Their Prevention by Plant Extracts」)

シャンプーの泡が十分に広がったら、頭皮をほぐすように1、2分マッサージしましょう。お湯で温められて血行促進された頭皮をマッサージすることで、毛細血管に流れ込む血流が増え、理想的な頭皮環境への変化と健康な毛髪の育成が期待できます。

シャンプーが頭皮に残った状態だと嫌な臭いの原因ともなるため、頭皮にシャワーのお湯を行きわたらせるイメージで念入りに洗い流しましょう。

コンディショナーをつける

(出典:(8)洗浄料とその作用)

シャンプーだけでは髪表面の滑りが悪くなってしまうため、コンディショナーを使って美しい毛髪のケアをしましょう。コンディショナーは髪のケアに用いる製品であるため、頭皮や顔など肌につけないよう注意してください。

コンディショナーを塗布した後はしっかり洗い流す必要があります。特に頭皮にコンディショナーが残ってしまわないよう念入りに洗い流してください。

タオルできちんと拭き、ドライヤーをかける

シャンプー、コンディショナーが終わったら、そのままにせずタオルとドライヤーでしっかり乾かしましょう。生乾きだと髪が臭くなってしまうためです。

タオルを使う際には髪全体をゴシゴシこするのではなく、頭皮の水分を吸い込むように優しく髪と頭皮の間に押し付けましょう。濡れた髪をこするとダメージの原因となるため、一箇所ずつ挟み込むように髪を乾かすのがよいでしょう。

タオルドライが済んだらドライヤーをかけましょう。髪を生乾きにするのもよくないですが、熱風を当てすぎるのも皮膚へのダメージとなります。ドライヤーを細かく動かしながら、髪の根元を乾かすような意識で水分を飛ばしましょう。

髪の臭いの対処法

常に身の回りを清潔に保つ

(出典:(9)洗浄料とその作用)

髪の臭いを改善するには、身の回りを清潔に保つことが大切です。頭皮に雑菌が繁殖すると嫌な臭いの原因となるため、雑菌が頭皮に住み着かないようにすることが肝心だからです。

寝る場所の周辺を片付け、枕カバーやシーツを常に清潔に保ちましょう。また毎日使うヘアブラシやドライヤー、ヘアアイロンなどの製品にも汚れがたまっていないかチェックするようにしましょう。

十分な睡眠を取る

(出典:(10)睡眠関連ホルモンの計測)

肌トラブルが睡眠で改善されるように、頭皮の環境にも睡眠時間が大きな影響を与えます。特に22時から2時までの成長ホルモンが分泌される時間に眠らないと、新陳代謝がうまくいかず、古い皮脂がたまってしまう原因となります。

22時から2時の間にぐっすり眠れるよう、快適な寝具を選んだり、生活リズムを見直したりして改善しましょう。

髪に臭いがついてしまったら

ウェットティッシュを使う

(出典:(11)洗浄料とその作用)

出先などで髪の臭いに気づいた場合は、シャンプーで洗い流すこともできないため対処方法に困るかもしれません。ヘアフレグランスでごまかそうとすると余計臭いが目立ってしまうこともあるため、注意が必要です。

おすすめなのはウェットティッシュで拭き取る対処法です。髪についた汚れや皮脂が原因で臭いが発生するため、頭皮近くを念入りに拭き取りましょう。濡れたままにするとせっかく減った雑菌が再度繁殖してしまう原因となるため、拭いた後は水分が残らないようハンカチなどでしっかり乾かす必要があります。

風で臭いを飛ばす

髪と頭皮の間に嫌な臭いがたまっているような気がするときや、全体的に湿気っているように感じられる場合は、頭皮と髪の間に風を送り込みましょう。

うちわや扇子であおいだり、携帯用ファンを当てたりすることで風を送り込めます。風通しのよい場所にいる場合は、髪を少し頭皮から持ち上げれば風が通り抜けるでしょう。

髪の臭いを改善する方法まとめ

自分では気づきにくい髪の臭いですが、周囲からは気になってしまうものです。自分も周囲の人も快適な人間関係を保てるよう、しっかり臭いのケアをしましょう。

シャンプーの習慣を見直すことは大切です。間違ったシャンプーは、汚れを洗い流せないだけでなく、頭皮環境の悪化の原因ともなります。

加えて質のよい食生活と睡眠リズムを保つことも大切です。髪の臭いは無理をしすぎた身体からのヘルプサインである可能性もあります。ストレスを減らして身体全体をいたわってあげましょう。

 

文  献

1).2).8).9).11).日本香粧品学会誌 Vol. 42, No. 4, pp. 270–279 (2018)

3).川崎医療福祉学会誌 Vol. 22  No. 2 2013 200 − 207

4). 植木理恵:都民公開 講座アンチエイジング

順天堂醫事雑誌.2013:59 :P. 327〜330

5).化粧品領域における活性酸素研究

6).7). J. Son. Cosmet. Chem. Jpn. 52(1) : 16-23

10). 生体医工学 46(2):169-176 解説特集:睡眠の生体計測技術

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