# HAIR CARE
2021.12.22

自分の頭皮年齢をチェック!頭皮を健康に保つコツも解説!

監修者紹介
東京メモリアルクリニック理事長
佐藤 明男 医師
佐藤明男
さとう美容クリニック院長, 北里大学医学部客員教授, 横浜市立大学非常勤講師, 日本形成外科学会専門医, 日本再生医療学会専門医・代議員, 日本臨床毛髪学会理事, 日本先進医師会特定認定再生医療委員会委員長, SKIファーマ株式会社副社長
頭髪に関する内科治療と外科治療まで幅広く実践し、毛髪研究、教育も積極的に行っている。

抜け毛が増えてハリやコシがなくなってきたとき、頭皮の状態が気になる人は多いのではないでしょうか。

以前と比べて髪の状態に変化が見られてきたら、頭皮年齢をチェックし必要に応じて対策を取るこ自分の頭皮年齢をチェック!頭皮を健康に保つコツも解説!とが大切です。

この記事では、頭皮年齢のチェック方法と頭皮を健康に保つ方法について紹介します。

 

頭皮年齢とは?

(出典:(1)頭皮頭髪の年代変化について)

頭皮年齢は頭皮の状態・毛穴・髪質を含めた、総合的判断により割り出された年齢のことです。頭皮の乾燥・皮脂量・抜け毛の量といった項目に分けて総合的に判断します。

中でも重要視されているのが、血行状態が良好かどうかという点です。頭部には毛細血管があり、頭皮年齢が若く健康なら頭皮がほんのり赤くなっていますが、薄毛の進行が激しい人は頭皮が白くなっています。

個人差はありますが、30代頃から徐々に頭皮の老化を感じるようになるのが一般的です。加齢に伴い皮脂の分泌量が少なくなっていきます。

頭皮年齢は簡易的なセルフチェックで判断が可能です

 

自宅でできる頭皮年齢セルフチェック

以下の項目をチェックして、該当数から頭皮年齢を割り出してみましょう。

抜け毛が気になる
カラーやパーマを頻繁にしている
たびたび頭皮にかゆみがある
頭皮が硬い
よく頭皮が乾燥している
肩こりや頭痛、眼精疲労がある
髪のボリュームがなくなっている気がする
睡眠不足なことが多い
髪にハリがなく、細くて分け目が気になる
日ごろから紫外線をよく浴びている

頭皮年齢の目安は以下となります。

3つ以下 20代
4〜5つ 30代
6つ以上 40代以上
9つ以上 70代以上

 

【頭皮年齢別】起こりうる髪のトラブル

 

頭皮年齢別に起こりうる髪のトラブルについて紹介します。自分の頭皮年齢が出くわす髪トラブルを知り、状況に応じたヘアケアを行いましょう。

20代の髪トラブル

20代は枝毛や切れ毛などのトラブルが多く見られます。20代はパーマやカラーリングをする機会が多く、ダメージが蓄積されやすいからだと考えられます。

枝毛や切れ毛は一度できると元の状態に戻せません。そのため日々の丁寧なヘアケアが大切です。特に髪が細くて柔らかい場合は、髪を守るキューティクルが薄いので枝毛になる傾向にあります。

枝毛ができたら美容室でこまめにカットするか、トリートメントやヘアオイルを使用して外部刺激によるダメージを防ぎましょう。

 

30〜40代の髪トラブル

肌の衰えが見え始める30〜40代は、外部刺激に加え老化による頭皮の血行不良が起こりやすくなります。さらに新陳代謝も低下してくる頃です。

血行不良や新陳代謝の低下により頭皮環境が悪化すると、髪の成長が妨げられます。そのため30代は髪の土台となる頭皮全体のケアが必要です。

具体的な頭皮ケアには、低刺激のシャンプーの使用・保湿ケア・頭皮マッサージなどが挙げられます。

また生活習慣を改善し、頭皮環境を整えることも大切です

 

50代以降の髪トラブル

50代以降は白髪や薄毛が目立つようになってきます。また髪がパサつき、ハリやコシの少ない状態になってしまうのが一般的です。

50代以降は生活習慣を整えることはもちろん、育毛剤を使うことで頭皮環境の改善が期待できます

 

頭皮を健康に保つ方法

日頃から頭皮がダメージを受けないように予防することが大切です。以下を実践し頭皮を健康に保ちましょう。

十分に睡眠時間を確保する
栄養バランスの取れた食事をする
ストレスのない生活を送る
頭皮マッサージをする
正しい方法でシャンプーをする
保湿ケアをする

 

十分に睡眠時間を確保する

(出典:(2)第3章 主な医薬品とその作用)

十分に睡眠を取り頭皮を健康に保ちましょう。なぜなら就寝中は、頭皮をはじめとした体の組織の修復をするための、成長ホルモンが分泌されるからです。

睡眠に入ってから30分ほどでホルモンの分泌が始まり、3時間後にピークを迎えます。そのため5時間以上は深い睡眠を取ることが大切です

 

栄養バランスの取れた食事をする

(出典:(3)e-ヘルスネット たんぱく質)
(出典:(4)e-ヘルスネット 抗酸化ビタミン)

健康的な頭皮は、栄養バランスの取れた食事によって作られます。特にタンパク質ビタミンCなどを意識して摂取しましょう。

肉や魚、大豆類などに含まれるタンパク質は、健康な皮膚を作るのに欠かせない栄養素です。

またビタミンCには抗酸化作用があり、紫外線による頭皮ダメージの軽減に役立ちます。

忙しくて栄養バランスの取れた食事をするのが難しい場合は、サプリメントを摂取するのもおすすめです

 

ストレスのない生活を送る

(出典:(5)疲労とストレス)

ストレスのない生活は頭皮に良い影響を与えます。ストレスが蓄積されると、ストレス緩和のための副交感神経が優位にならず、自律神経が麻痺し、頭皮環境に悪影響を及ぼすからです。

適度な運動や十分な睡眠により心身をリラックスさせましょう。ストレスのない生活を心がけることで、頭皮環境が健やかに保たれやすくなります。

 

頭皮マッサージをする

(出典:(6)地肌マッサージの頭皮への作用)
(出典:(7)血液製剤とは何か)

頭皮マッサージは頭皮の健康維持に役立ちます。マッサージすることで頭皮の血行が良くなり、頭皮に栄養が行き渡りやすくなるからです。

頭皮マッサージをする際は、指の腹や手のひらを使って頭皮に優しく触れるようにして揉みほぐしましょう

なお頭皮マッサージをしすぎると必要な皮脂まで落としてしまい、頭皮の乾燥やフケ、抜け毛の原因となります。そのため1日1回に留めておきましょう。

 

正しい方法でシャンプーをする

正しい方法でシャンプーをして、頭皮を清潔に保ちましょう。

洗髪時はまず予洗いから始めてください。ぬるま湯で予洗いすると、髪の汚れを9割以上落とせます

予洗いをしたらシャンプー剤をしっかりと泡立て、指の腹で頭皮をマッサージするようにして洗いましょう。

濡れた髪はキューティクルが開いており、強く擦ると髪が傷むので注意が必要です

 

保湿ケアをする

皮脂の分泌量が少なくなってくると頭皮が乾燥しやすくなるので、日頃から頭皮の保湿ケアに努めましょう。保湿ケアでおすすめなのはホホバオイルです。ホホバオイルは美容・医療分野で効能が認められており、頭皮の保湿ケアに役立ちます。

ホホバオイルにはビタミンEビタミンAなどをはじめとする、頭皮の健康維持に有効な成分が多く含まれています。

 

自分の頭皮年齢を知ったうえで必要な頭皮ケアをしよう

頭皮年齢はセルフチェックで割り出せます。自分の頭皮年齢の目安を知ったら、頭皮を健康に保つことも意識してみましょう。

年齢によって引き起こされる髪トラブルは異なるので、状況に合わせて必要な頭皮ケアを行うことが大切です。

 

文 献
1). 日本化粧品技術者会誌/26 巻 (1992-1993) 4 号/書誌
2). 厚生労働省 試験問題の作成に関する手引き(平成19年8月)
3). e-ヘルスネット 厚生労働省
4). e-ヘルスネット 厚生労働省
5). バイオメカニズム学会誌/21巻 (1997) 2号
6). 日本化粧品技術者会誌/48 巻 (2014) 2 号
7). 「血液製剤の使用指針」(改訂版)を基に厚生労働省作成

Produced

ArtNature

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